おはようございます☀
いつもほのほのをご利用頂き、誠にありがとうございます!
今日のテーマは「初秋に増える!ぎっくり腰、寝違え、首肩こりの対策」です。
欧米ではその激しい痛みから“魔女の一撃” とも呼ばれるぎっくり腰。その他、寝違えや首肩こりなど、冬になるイメージが強いかもしれませんが、意外とこの「夏から秋にかけて」も増えるのだそう。
その原因と解決方法について、特に「ぎっくり腰」に注目してご紹介します。
〇なぜぎっくり腰になる?
医学的にはぎっくり腰という疾患はなく、腰の筋肉にギリギリまで負担がかかっていて、もう耐えられないところで「ギク」っと衝撃が走ってしまった状態を通称ぎっくり腰と呼んでいます。このように負担がかかり筋肉が固まってしまったことによりぎっくり腰に陥りますが、固まっていた筋肉の部位が腰回りだったために結果的に陥ってしまうのがぎっくり腰で、首まわりの筋肉が固くなれば首こりや寝違えとなり、これは謂わばぎっくり首といってもいいのです。
〇夏場に筋肉がかたくなる理由
①水分不足
私たちの体の約60〜70%は水でできています。そのため、私たちの体を形成する、筋肉や血液、皮膚や骨や細胞などは全て水と関係しているのです。体の水分が不足すると同時に細胞の水分も不足します。すると血液はドロドロになり、皮膚や筋肉の組織が固くなるのです。
よく、ぎっくり腰というと重い物を持ったときや不自然な体勢を取った時に腰に衝撃が走るようなイメージがありますが、重い物や不自然な姿勢はあくまできっかけにすぎず、それまでにかかっていた体への負担が問題です。
②冷房による体の冷えすぎ
夏場は冷房を付けっ放しにして眠ることが普通になり、体が冷え過ぎてしまう。そうして心地よい睡眠がとれず、睡眠不足の夜が続くことや日中の暑さによって夏の疲れが蓄積された体は徐々に強張りやすくなってしまいます。
〇それらを防ぐためには?
1.水分補給をしっかり行う
筋肉を固めないためには、十分な水分補給が必要です。飲む量は1日に2〜3リットルが目安ですが個人差もあるため、「体重×30ミリリットル」を基準に、それより多く水分を補給しましょう。この時に、ミネラルが豊富なミネラルウォーターや炭酸水を取ることが理想的です。もちろん水道水でもかまいませんが、水道水の場合は一度沸かしたものがお勧めです。水以外では、麦茶もミネラルが摂取できる飲料です。緑茶やコーヒーなどのカフェインを含む飲料は利尿作用があるため水分摂取量にはカウントせず、これらを飲むときには水を一緒に用意してチェイサーのように飲むといいでしょう。
2.長時間同じ姿勢を取らない
筋肉が凝り固まる原因のひとつとして、同じ姿勢を取り続けることが挙げられます。デスクワークに集中していると気づいたら1〜2時間も同じ姿勢だったなんてこと、思い当たる方は多いのではないでしょうか。デスクワークなど同じ姿勢で作業をする時には、30分に1回は立ち上がって屈伸したり、少し歩いたりと無理なく動くことをお勧めします。それが難しい場合は少しでも姿勢を変えるようにしましょう。
3.夜にリラックスして睡眠を十分にとる
現代人の筋肉が固まる原因のひとつとして、ストレスやオーバーワークがあります。多いケースとして、仕事で緊張状態が続くことで筋肉が凝り固まっていき、さらに睡眠不足により悪化することが多いのです。特に、睡眠時間が5時間以内の方は、意識して少しでも睡眠時間を増やしていきましょう。そのためにも、夜にリラックスする時間を持ち、質の良い睡眠へと繋げることも大切です。夏の暑さにより睡眠がうまく取れない方は、エアコンの設定温度に注意して上手に活用しましょう。エアコンは、自分が汗をかかない程度の温度設定にすることが疲れを取るためには効果的です。
この時期の不調対策として、ヨガで筋肉をほぐすことが有効です。さらに就寝前にヨガで自律神経を整えること、リラックスすることで睡眠の質が高まります。
日常にヨガを取り入れ、体調管理をしていきましょう。
参考:YOGA JOURNAL ONLINE 2019.8.27
「夏の終わりに注意!初秋に増えるぎっくり腰、寝違え、首肩こりの原因と対策とは?」
この記事へのコメントはありません。